ブルーミー、独自物流網「ブルーミーロジ」構築
スターフェスティバル、センコーグループ(※)、ASKUL LOGIST、など複数の物流企業と連携
物流の「2024年問題」に向け、仕分け業務を大幅削減、再配達撲滅など、より一層の物流効率化を実現
花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」https://bloomeelife.com/(運営会社:ユーザーライク株式会社 代表取締役CEO:武井亮太)は、スターフェスティバル株式会社、センコーグループの株式会社プリティポーターズ、ASKUL LOGIST株式会社など複数の物流企業と連携し、「ブルーミー(boomee)」のお届けにおける独自の物流網「ブルーミーロジ」を構築することをお知らせします。
「ブルーミーロジ」の構築により、より良い状態での花のお届けの実現と、より一層の物流効率化、持続可能な物流網の構築に向けた取り組みを強化します。
■本取り組みの背景
物流業界では、働き方改革関連法の施行を受け、2024年4月から配達ドライバーの時間外労働時間が年間960時間までに限定されることで人手不足や宅配荷物の遅配などが起こると予測されており、すでに物流各社の体制変更やサービス変更・終了などが行われています。
ブルーミーは、サービス提供にあたり物流業界との連携が非常に重要と捉えており、物流各社にて改革やサービス変更があった場合でも、『ポストにお花が届く』というブルーミーのサービス体験を変えず、継続してより良い状態の季節の花を定期便としてお届けできるよう、日々取り組んでいます。
取り組みの1つとして、今回、スターフェスティバル株式会社、センコーグループの株式会社プリティポーターズ、ASKUL LOGIST株式会社、近畿配送サービス株式会社などの複数物流会社と連携し、独自物流網「ブルーミーロジ」を構築しました。
■「ブルーミーロジ」の概要
「ブルーミーロジ」は、日本各地の出荷拠点「Flower Factory」で製作したブーケを、物流企業各社と連携して全国のブルーミー会員に配送する独自物流網です。今回連携する物流企業各社が配送エリアを分担することで、より一層の物流効率化を実現し、さらに持続可能な物流網の構築に向けた取り組みとなります。
【物流効率化のポイント】
・従来発生する各物流センター、ラストワンマイル配送時のドライバーの仕分け業務を大幅削減
・出荷からお届けまでのリードタイム短縮
・各ドライバーとリアルタイム対応が可能なブルーミーCS体制の構築による再配達の撲滅
従来の荷物の配送フローは、複数出荷先から集荷した荷物を、各配送会社がもつ物流センターにて種類・用途・宛先ごとに仕分けし、地域の物流拠点に配送します。さらに、物流拠点にて、方面別に荷物が仕分けされ各配送会社の支店に配送、支店でもドライバーごとで担当エリアの荷物を仕分けし、最終のお届け先に配送する、という工程があります。
「ブルーミーロジ」では、各配送エリアを担当する物流企業に出荷拠点から直送または集荷引渡しをするため、経由地点が減り、従来発生している仕分け工数を大幅にカットした配送を実現します。
今回の「ブルーミーロジ」において、各配達ドライバーの誤配送や未配達・持戻防止のため、各ドライバーと直接リアルタイムで連携をするため、ブルーミーCSチームやシステムも強化しました。
新規会員など初めてお届けする場所の確認や、配送時に現地で発生した事象なども、CSチームと連携しその場で解決することで、持戻などをなくし再配達数撲滅に向けた体制も構築しております。
今後も、よりサスティナブルな花消費を拡大させていくため、持続可能な未来を目指し、取り組みを強化してまいります。
※ センコーグループの株式会社プリティポーターズとの連携
■各社コメント(敬称略)
・ユーザーライク株式会社 執行役員 久保 裕太郎
「ブルーミーロジ」は、弊社がミッションとして掲げる『ユーザーさんの、うれしいを創る』を持続的に体現すべく、構想から約1年を経てローンチすることが出来ました。日本を代表する物流パートナーの皆様の多大なご協力あっての成果です。
近年、物流問題が顕在化している中で、ユーザーさんへの体験を維持/向上し続けるためには、スタートアップ1社だけではなく、業界をまたいだ共創が益々重要になると考えています。また、物流パートナー皆様の仕分工数や再配達工数削減もサービス提供側として注力すべき重要な領域であり、「ブルーミーロジ」の持続可能性に大きく影響すると考え、構想に反映しております。今後も持続可能なサプライチェーンを業界内外の皆様と共創し、構築して参ります。
(「ブルーミーロジ」パートナー各社)
・スターフェスティバル株式会社 ロジスティクス PJ リーダー 樋口 義人
「ブルーミーロジ」への参画に伴い、サービスの拡大とともに、我々の配送エリアも大きく成長することが出来ました。 今後も配送エリア拡大に尽力することは勿論、配達における品質向上にも全力で取り組んで参ります。 ユーザーライク様が掲げるミッションである『ユーザーさんの、うれしいを創る』その一役を担うことで、弊社の『うれしい』も創造できると信じております。
・株式会社プリティポーターズ 代表取締役社長 井上 貴博
当社はセンコーグループの中において軽車両での配送を得意とする会社であり、その特性を活かしブルーミーロジの配送に携わらせて頂いております。センコーグループ企業理念である誠実・情熱・責任・敬意・多様性を元にお客様へのお荷物をお届けすることをドライバー教育の一つとしております。ブルーミーCSチームの皆様と連携して更なる配送網の構築や配送効率の向上、ドライバー不足と言われる時代の中でも安定輸送を図って参ります。
・ASKUL LOGIST株式会社 企画本部 配送営業部 部長 片倉 智史
弊社は通信販売会社であるアスクル株式会社の全国にある物流拠点の運営と主要都市部を中心とした配送を担う物流会社です。 アスクルとともにドライバー不足や不在再配達などの物流業界が抱える課題に向き合って参りました。 これからはユーザーライク様と共に様々な課題に向き合い解決に向けた共創をしたく考えております。 ミッションとして掲げられている『ユーザーさんの、うれしいを創る』のクリアに尽力し、 弊社の経営理念でもある「私たちは“はたらく人”に「よろこび」をお届けします」を体現して参ります。
■ブルーミーの仕組み
ブルーミーはサブスクリプションサービスだからこそ、事前に必要な分だけお花を仕入れることができます。市場や生産者、各地の提携生花店と協力することで、売れ残りなどのロスを減らし、日本中のサスティナブルな花消費に貢献して参ります。
■「ブルーミー規格」について
花には茎の長さなどの「規格」が存在し、品目や地域ごとに基準が定められています。品質が良好でも規格外と判断され、価値がつきにくくなるものがあります。サービス独自規格「ブルーミー規格」は、規格外の花も含め適性価格で独自に買い付けしているお花です。
2021年7月より、日本最大の花き市場である大田花きと提携を開始(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000013638.html)その後、2022年3月より「京都生花」と提携(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000013638.html)し、現在買取本数は40万本を突破いたしました。
■サービス概要
https://bloomeelife.com/
「ブルーミー」は、累計10万世帯以上が利用する、日本初・最大級(※)の花のサブスクリプションサービスです。自社拠点と各地の提携生花店から、週替わりで季節の花を自宅にお届けしています。プランは550円・880円・1,980円の3種類(送料別)
※2022年 ESP総研調べ
■会社概要
https://userlike.jp/
2014年9月に設立。会員数累計10万世帯を突破する日本初・最大級(※)のお花のサブスク「ブルーミー」を軸として事業を展開し、「ユーザーさんの、うれしいを創る」をミッションとしています。
※2022年 ESP総研調べ